2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

コミュニティカレッジ

琵琶湖の西岸に住んでいたころだからもうかなり昔のことになる。就航したての外輪船ミシガン(京阪電鉄の子会社・琵琶湖汽船の観光船。いまも現役で活躍中)は、その企画の目玉として大津市の姉妹都市、アメリカはミシガン州・ランシング短大の学生を外輪船…

ちんどん屋さんとチアガール

野球場でスキーのジャンプ。庭先の海でクジラの水族館。古城の中にエレベーター。などなど、ありえない組み合わせを実行するにはそれなりの勇気と創造力が必要だ。主催者や事業主は「ありきたりの成功」を好みリスクを嫌う。ありえない組み合わせで、もし失…

東京と大阪ドームの時代遅れ

子どものころ白熱球ばっかりの家は暗かった。ボクの家でも蛍光灯が購入できるようになり家全体が明るくなったのは昭和39年(1964年)東京オリンピックの前あたり。このころ街灯はまだまだ少なく、野球場をカクテル光線で真昼間のように明々照らすプロ…

少々の賢さと立派なアホ

屁理屈をこね、何を言ってるのかさっぱりわからない記者会見や発表がこう毎日、延々とテレビに映ると「賢さのズルさ」という顔つきに敏感に反応する。行動や発言にこそ、その人の相・・人相が造成される。他者の苦痛や苦難はなかなか他人には理解できない。…

桜と花見

今週のお題「桜」 花見にはれっきとした三要素がある。これを発見し、定義付けたのは国際日本文化研究センター教授にして、ものがたり観光行動学会・会長の白幡洋三郎先生。その内容は先生の著書「花見と桜」に詳しい。僭越ながら、ごくごく簡単に説明させて…

花見の季節、太陽の季節

ちょうど一年前、この小さな宿に泊まりニッポンを楽しんだご家族がまた来てくださった。ニッポンの原発報道を見て、「旅行中止も考えた」らしいが、予定通り本日無事にチェックインされた。タイ国からのお客様だ。「チャオプラヤで見たテレビ」に書いた通り…

美人姉妹と民宿

あてがあったわけではない。学校や地図で見聞きするリアス式海岸というものをこの目で見たかった。ただそれだけで石巻線から気仙沼線に飛び乗った。のろのろ走る列車の中で夕暮れ時がきた。大島が目の前に綺麗だ。腹も減った。目的地の気仙沼はまだ先だっが…

東北・常磐大震災

最初はたしか、東北・関東大震災とかいう命名で違和感の塊。それが改められ東日本大震災と統一されるとはいうが、やっぱり違和感がある。もちろん大東京や浦安も大きな被害を受けていることは知っている。しかしそれでも、今回最も甚大な被害を受けた地域・…

虫歯と原発バブル

年に一度、毎年のように虫歯治療にやっ来る客人がいる。その方はニューヨーク在住歴20年超のUさん。Uさん曰く、「国民皆保険制度の整っていないアメリカでは、そもそも医療費がべらぼうに高い。さらに、虫歯治療ときた日にゃ〜(Uさんは関東出身)お金…