続/秘境・大阪のたのしみ方(その1)

いま開催されている大相撲春場所、3/21には「大相撲春場所も、USJも、甲子園も、文楽も、・・大阪の写真映り」と、少々悪口めいたことを書いたが・・実は、この大阪場所はとんでもなく楽しい場所だ。短所は長所の裏返し・・どういうことか・・

両国国技館は確かにすばらしい。箱(会場)としての立派さは、大阪府立体育館と比較するまでもない。大阪はチープだ。国技館のてっぺんには“玉ねぎ”がキラキラひかり、力士の「入り待ち」をする列も、あたり前のように遠巻きで仰々しい。

ところがどうだ! 大阪府立体育館は・・

秘境・大阪ならでは・・入り待ちをする会場正面は記念写真どころか、ガードマンのおっちゃんらが警備するスペースもない。が、お相撲さんの「入り待ち」は、逆に心ウキウキ。肩をたたき、肌に触れ、唾が飛び散るようなスグ目の前を、大大関も大横綱も、好調力士も不調で下を向く力士も・・すり抜けてゆかざるを得ない。

そう!! ここは記念写真を撮るような場所ではないわけだ。

お相撲さんの気品と闘志をリアルにライブに、脳みその頭の芯まで直に記憶させる“大阪場所”なのだ。それっていったいどういうこと?・・相撲ド素人ながら、その一端をレポートしたい。明日につづく・・

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