嗚呼、大阪人

大阪市（正確には、財団法人：大阪市都市工学情報センター）が発行する「大阪人」という地域情報誌がある。過去には、単なるムック本であったり、もっと昔は、つまらない行政の宣伝雑誌の時代があった。

ところが、編集・制作が「出版編集集団140Ｂ」と、いうところに移った。

で、どうなったか・・素晴らしい、本当に素晴らしいの一語。密かに、積年にわたって鬱積していた「東京人（同様の東京発の情報誌）に負けてる・・」の、負い目がぶっ飛んだ。

文芸誌的深みをもった「大阪人」、素晴らしい。ちなみに、最新刊は「ザ・大阪のデザイン」−−深みがあって面白く、読むとこ満載。とにかく魅力的。

ところが、最近の報道によれば、その「大阪人」が・・休刊になるらしい。

この本を読めば大阪文化の根っこに触れることができる。勉強になる。クール・オオサカの戦略的コンテンツとしても役立つ。これだけ多岐にわたる内容が盛り込まれていて880円。これは本屋に買いに走るべきだ。絶対にそう思う。

橋下市長に誰かが耳打ちすべきだ・・「大阪人、買わんと損でっせ」「廃刊にしたら大阪の損でっせ！」

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