女子マラソンの福士選手

4年前、長居陸上競技場にゴールする福士選手の姿は衝撃的だった。名のある選手の事、そのプライドを考えると、もう大阪では走らないと思っていた。が、走ると知って応援に行った。といっても、コースは目と鼻の先。中継ヘリコプターの音が聞こえたら家を出る。それで間に合う。

土佐堀通りから中之島、3名ほどのトップ集団で福士選手がやってきた。颯爽とカッコイイ。後続ははるかかなた、今回は行けるかも？　今度は通りを挟んだあたり、25キロのドリンク地点を過ぎた場所で折り返してくるのを待ち、応援。福士選手は、優勝した天満屋の選手と2トップでやってきたが、素人目に見てもアゴが上がり気味、心配な姿。その姿に思いがけず拍手と声援が出た。がんばれ！！

その後ろ、まだまだはるかかなたの外国人選手がドリンクを飲みつつやってきた。ゼッケン№４．と、確認した瞬間、放り投げられたそのボトルがこちらに向かって飛んできた。オーストラリアのシンボル色に似たリボンが結ばれたボトルには、英語表記でハニー・グルコサとあり、２錠のサプリメントも。できすぎた名前に、妙に納得。はぁ、さすがは豪州。マラソンにうってつけの名前で準備も万端。以後、帰宅してテレビ中継。

ゼッケン４番は豪州ではなく、ウクライナのタチアナ・ガメラシュビルコという、舌をかみそうな名前の選手（国旗の基調色が豪州カラーに似ていただけ）だった。よく見るとcontents（中身）の欄にhoneey-glucose とあった。そら、そうやわなぁ〜。と、また納得。このガメラさんは２着まで順位を上げてゴールイン。

ウクライナは、もっと寒いんやろなぁ〜。そういえば・・小生にはにはコンテンツ（中身）がないなぁ〜

福士選手は最後まで頑張った、９位。残念やったけど、最後まで走りきって、ほんまえらい！！　本当にお疲れさまでした。マラソンの本物の走り、実物を目の前で見ると言葉もなくただただ感動する。福士選手、本当にお疲れさまでした。

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