ええじゃないか、ええじゃないか

固定電話が壊れた。NTTのベテランの方がやってきてくれて早々に故障個所を見つけ出し、すぐに復旧し事なきを得た。その見事な技術にほれぼれ。直った固定電話を見て、古女房のようだな、と思った。

その前々日、ソフトバンクの代理店の若いお二人が飛び込み営業にやってきた。凍える寒さの中、必死の形相だ。この手の営業は苦手なので、お引き取り願うことが多いのだが、若い二人のあまりの熱意に説明を聞くことにした。

「これを付けると○△■◎◇・・・?」理屈はわからないが、とにかく、その最新の“電波飛ばし装置”を取り付けると、回線接続一切不要ながら、電気コンセントにつなぐだけでパソコン顔負けの「例の最新の端末」がサクサク使えるとの由。○△■◎◇・・? なぜ電気コンセントだけでよいのだろう・・? 説明を聞けば聞くほど分からなくなる。あきらめた。時代に取り残されていることをひしひしと感じる。

世の中はSNSだか、なんだか、電波を飛ばすことによってこそ結ばれることが主流らしい。小生のような対面によるアナログ交流しかできないものは、もうアカンらしい。だから、申し訳程度にこのブログには必死で食らいついている。

ふっと、思う

イギリスに発祥した産業革命の時代、日本の明治維新、そして終戦直後、等々。すっきりさっぱりとは、世の中についてゆけない人の心持を。犬や猫は時代の変化に勘づいているものなのか、と。

この歳や、そんなん、どうでもええやん・・「♪ええじゃないか ♪ええじゃないか」が、口から出てきた。ウィキペディアを検索したら

ええじゃないかは、日本の江戸時代末期の慶応3年(1867年)7月から翌慶応4年(1868年)4月にかけて、東海道畿内を中心に、江戸から四国に広がった社会現象である。天から御札(神符)が降ってくる、これは慶事の前触れだ、という話が広まるとともに、民衆が仮装するなどして囃子言葉の「ええじゃないか」等を連呼しながら集団で町々を巡って熱狂的に踊った。

「ええじゃないか」は、やっぱり1867年、大政奉還明治維新か。徳川慶喜もきっと口ずさみながら大阪城から遁走したんやろなぁ〜 

時代が移るぞ まぁ ええじゃないか・・ソフトバンクの白い犬が笑ってやがる

京都・大阪の旅 http://www11.ocn.ne.jp/~pen-lee/   
The LEE Osaka downtown(小さな大阪の宿・大阪の民宿です)http://pension-lee.net/