マスキー法にホンダが勝ったように

日本の「軽」規格廃止を…TPPで米自動車3社/読売新聞 1月14日(土)21時38分配信

 【ワシントン=岡田章裕】米通商代表部(USTR)は13日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に日本が参加することに対する意見公募を締め切った。米自動車大手3社(ビッグスリー)で組織する米自動車政策会議(AAPC)は、日本の自動車市場の閉鎖性を理由に「現時点では反対」と表明し、参入障壁となっている軽自動車規格については、「廃止すべきだ」と主張・・・

本日のヤフー、ニューストップ。在日韓国人ゆえ選挙権が無い。が、生活に直結してくるのでやはり気になるTPP。

T型フォードによる大量生産システム、人呼んで「フォーディズム」。人々に幸せをもたらした、この革命的生産システムの発明も今昔物語。

その恩義はある。が、オイルショック以後、アメリカの自動車メーカーは・・低燃費と低公害・・という技術開発による社会的使命をニッポンに任せ、ここまできた、と言っても過言ではなかろう。今日の低公害と低燃費、そのほとんどが日本の自動車メーカーによってもたらされた。過言ではい。

わけても、記憶に残るのが「マスキー法」という、巧妙な日本車排除の法案にホンダのCVCCエンジン(革命的な低公害エンジンで、初代のシビックによって市場デビュー)が、真っ向から立ち向かい、この偏狭な法案をぶっ飛ばしたこと。

アメリカの自動車族議員らが、「車社会による車公害を憂い法案化」に至ったが、その実態は「怒涛のように押し寄せた日本車排除のための輸入規制法案」でもあった。アメリカの偏狭な自動車族議員らは、「これで日本車を排除できる」と、安息したのもつかの間、長年研究を重ねていたホンダ(本田技研工業)が、その時代、信じられないような低公害車を開発、世に送り、偏狭なマスキー法を結果としてぶっ飛ばした。

CVCCエンジンが(その法案の)もっともっと前を行く、革命的低公害エンジンだったからだ。

冒頭のニュースに触れ、1970年代の、日常風景を思い出した。オイルショック、全アメリカ的規模で日本車排除(マスキー法等によった巧妙かつ、複雑怪奇なものだった)、それに社会現象化したトイレットペパーや豆腐の消滅・・

なんだかあの時代を彷彿とさせる。ビッグスリーも地に落ちたものだ。ビッグスリーが軽自動車にいちゃもん・・一番打者の快足・軽打の名選手、イチロー選手や元ブレーブス福本豊選手に、今日からは、「内野安打は認めない」「盗塁も禁止」と、勝手にルール変更してくるようなものだ。

でも笑って入られない。TPPで、今度は包括的・全面的に攻め込んでくる。あぁ、それにしても・・今の国会議員は何してる? ニッポンの自動車メーカーの技術力を信じ、もっと緻密で戦略的で全人類的な法案を出せないのか? 国会は立法府であって、いざこざを審議し増税だけを決める場ではない。

いまの政治家が腐敗した「お公家様」に見える・・今夜、平清盛・第2回。NHKはエライ!!

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