三線が弾けたら

島唄が好きだ。一杯飲みながらの島唄はなおさら最高。だから少々あこがれている。もし、三線が弾けたら、と。

ギターさえ弾いたことがない、カラオケも嫌いな「音楽下戸」、あこがれはあこがれとして、しまっていた。三線など、弾けるわけがない・・と。

ところが機会を得た。学生を引き連れゼミ旅行。沖縄国頭村のあるお家。先生はアマチュアではあるが免許皆伝の名先生。こちらは学生5名とボクともう1人、非常勤の先生。

三線教室スタート前の「ゆんたくタイム」。「いい機会だから」と、名先生。よせばいいのにその気になった・・ひょっとしたら弾けるようになるかもしれない。

が、10分で判明。学生5名と非常勤の先生は、弾ける、弾ける。ボクは弾けない。学生らも三線触るの初めてのなのに。

ボクは無理。アー、はずかしい。

それに、名先生(おばあ)の横で旦那さん(おじい)が、こうすれば弾ける、ああすれば弾ける、と、ご指摘が激しい。おじいに指摘されほど、気が焦って、どないもならん。

2時間半後、学生らの三線の音色、見事! 「♪娘じんとよ〜♪」他、合計3曲をマスターした学生らは意気揚々。こちら意気消沈。

あらためて気づいた。ぼくのような音楽下戸のために島唄酒場がある。島唄泡盛くらいながら愉しむに限る。島唄はウチナーにお任せしておこう、と。

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