夏本番でも・・

天神祭が終わるとこの辺りの街全体が、けだるく抜け殻のようになる。それが逆に夏本番を感じさせてくれる。あーけだるい。夏本番だ。

国会の予算員会を見ることは少ないが、たまさか聞くと、「アホぬかせ」と思うことが多い。言論の府、国権の最高機関はここまで地に落ちたのか、とやりきれなくなってしまう。せんだって、毎日新聞の旅の連載で取材に訪れた東北の地を見てその思いはなおさら強くなった。アホぬかせ

この時勢、周りを見渡すと、そこそこのキャリアを持った人が「いま一度、どっこいしょ」と、青臭いことを真剣にやりはじめてることがある。その青臭さは、人間臭さを感じ見ていてうれしい。

まったく逆な人もいる。酒ばっかり食らい、保身に走り、表面上は「被災地が、被災地が」と訳知り顔で能書きを垂れているがその実は、自分が属している企業や組織が、この大震災・原発危機のあとどのように推移するか、そのことだけが気がかりで地に足のつかない人たちだ。電力企業から「おっとっとの金額」・・広告費や寄付金を拝借していたところはそれほど多い。

社会が伸びきるところまで伸びきって、保身に走る人たちだけが跋扈する姿・・なんだか恐怖映画の魂の抜けた人間だけが歩く街。ところが、ボクの周りのスグそばは青臭い人がやけに多くてうれしくなる。

類は友を呼ぶ。ボクの周りは青臭い。まるでキューサイ飲んでるみたい。クサイ!