パンク好きではないがパンクづく

「住むんやったら郊外やで」と、私鉄沿線の・・京阪であれば樟葉ローズタウン。南海であれば泉北や狭山ニュータウン近鉄は学園前を中心に数々。阪急は宝塚線沿線に数知れず。阪神は六甲山の山麓に小規模なものが点々と。それに、忘れてはならない大阪市営地下鉄御堂筋線が伸びた北大阪急行千里ニュータウン

なかには戦前からひらかれたニュータウンもあるが、戦後とくに昭和30年代から、大都市都心部と地方に住んでいた人は、これら郊外に大移住。都心の機能は「カネ儲け」の「効率」で埋め尽くされてきた。だからわずか15年ほど前まで、都心に住む人は少なかった。

それが、それが、産業構造が変化して、都心のオフィース街はスカスカになってしまい、あまりにひどいから今度はそこに「住宅を建てよう」と、いうことになった。激しすぎる「用途変更」や「容積率の緩和」で、都心では無計画なマンションがみるみる増えた。で、自転車も増えた。自動車も持たず、JR環状線の内側は「自転車で行く」という、都心居住者は数多い。

そんなわけで、ニューウェーブ系の「街の自転車屋さん」も増えた。なかにはパンクがよく似合う若いお兄ちゃんも機嫌よく働いていたりする。ボクの「ままチャリ」は、よくパンクする。6月、前輪・後輪が立て続けにアウト! タイヤ&チューブのセット交換一式3,150円×2=6,300円。立て続けにパンクの兄ちゃんに、パンクのお世話になった。

パンク好きではないのに、パンクづいてしまった。