びびる耳鼻咽喉科

昨日の「びびる耳鼻咽喉科」で処方された薬はなんと7種類。処方薬局で説明を聞いても何が何だかわからない複雑さ。食後・食間・食前・寝る前・吸引薬・特種抗生物質漢方薬・等々が次から次へ。そんなんわかるわけないやろ!

家に帰って改めて診察明細を見たら、何と!『7種類以上の薬を処方』で、“レセプト特別料金”まで加算されている。そんなアホな!! アホほど大量の薬、大病でもあるまいに。こんなやり方で保険点数を加算しまくり、銭儲けされては、日本の医療保険制度の金庫もすっからかんになるはずや、そら。

個人3割負担ということは、あのような「たった10分足らずの蚊を刺す程度の診察」で厚生労働省には、1万数千円もの請求書がつけまわされる。どこか、ご意見番はおらんのかいなぁ〜 まったく

しゃ〜けど、もったいないから一日くらいは飲んでみよっと・・   一日三度+α の決まりごとで、その大量の薬を飲んだ。で、なんと・・足元がくらくらする・・ ヤバイ

いま一度、どんな薬なのか説明書きを詳細に読んだが、外国製の薬などでは「意味不明の説明」が長々と書かれてある始末。恐ろしくなった。や〜めとこ

あ〜もったいないと、めめしくも後悔していたら突然10年以上前のことが頭をよぎった。「そうや、同じような症状で咳が止まらなかったこと、あった」。あのときはどうしたんやった???

思い出した。龍角散や! 龍角散の大箱を半分以上飲んだ頃に咳は収まった、確か。びびる耳鼻咽喉科には、もうゼッタイ行きたくない。商店街の薬局に走った。大箱と小箱があった。昨日の一万円札が頭に浮かぶ。700円で小箱を買った。

家に帰り、昔と変わらない内封された「小さな柄杓」で龍角散を喉元に含んだ。あーこの匂い、この匂い。この匂い、もうちょっとだけ早く思い出してたら、700円で済んだのに。

喉元を過ぎた一万円札はもう戻らない。シェーン・カンバック