続・おまけ商法

いま、日本航空の飛行機に乗るとJAL国内線QuiCキャンペーンとかで、もれなくマクドナルドのコーヒーがもらえる(引き換え期限4/30まで)。ANAに比べ立ち遅れが目立っていたチケットレスのチェック・インや、搭乗ゲートでの自動化がJALにもやっと備わった。喜ばしい。その記念キャンペーンだ。

先日の毎日新聞・大分取材は往復共にJALだった。で、手元にはマクド(大阪では省力化で昔からこのように呼ぶ)のプレミアム・ローストコーヒーが高々に謳われた「ボーディング」の紙切れが2枚・・。このプレミアム・ローストコーヒーについては「昔はまずかったマクドのコーヒー」とは違い、あっちこっちで「美味しい」と評判を聞く。さらに、コーヒー豆の高騰が報道されるいま「プレミアムにプレミアム」が重なっている。2杯タダ・・飲みたい。

しゃ〜けど(「そうではあるが」を、大阪市内ある地域の方言で云うとこんな感じ)、ボクはハンバーガーが嫌いだ。マクドに行って、このタダ券を出し、美味しいと評判の「プレミアム・ローストコーヒーだけ」を、もらって帰る勇気はない。なにせ、あの窓口では“注文”は必ず、「冷え冷えとした日本語」で「復唱」される。

目に浮かぶイメージ・・「それではご注文を繰り返させていただきます。無料のプレミアム・ローストコーヒーが一点。ご注文はこちらの“方”(外食系の店では何故か必ず、この“方”が付いてくる)だけでよろしいでしょうか?」と。そう複唱される。絶対に。そして、後ろには行列が・・。あ〜目に浮かぶ。恥ずかしい。考えただけで赤面する。

赤面を承知で「“注文“ちゃいまっせ。“おまけ”もらいに来ただけやねん」とは、さすがに言えまい。「おまけ」のプレミアム・ローストコーヒーか・・。あ〜、おまけ商法がうらめしい。