旅する学び

短大で観光を教えている。で、この11月、12月は可能な限り学生と旅に出た。論理的に証明できるほど有能ではない。しかし、短大という限られた世界で教える座学に比べ、旅に出て「引き寄せる世界」はそれがたとえ正規授業の中に位置付けた「有用」であったとしても、まぎれもないノンフィクションの世界。恥もかく、心のクスリにもなる。

時代の不透明感と不可逆な情報過多社会は大人たちを不安にさらしている。その大人たちの不安は、社会という城門を不必要に固く大きく見せ「青春の門」を開かずの扉、禁断のモノに茶番化させている。「大人社会の既得権益化」とでもいうべきか? 「総天然色のグラデーション世代」それが青春(そういえば、昔そんなテレビドラマがあったなぁ〜)、曖昧かつ意味不明な言動も世代の必然のはずだ。

就職という行為に限ってみても、大人社会はもうちょっと鷹揚であるべきだが、民主党の騒動を見るにつけ、茶番が許されているのは「大人社会」と「既得権益を持つ者の側」だけ。おまけにこれら政治報道も、その種の世界に与されているようで、報道そのものが切ない茶番に見えてくる。新聞メディアには、もうちぃと「知らしめるべきを知らしめてほしい」のだが、茶番劇のぬるま湯に長湯、取材リスクもなく気持ちがよいのだろう。

で、ウィキリークスかなんだか? で、モバゲー、か? あ〜、ちんぷんかんぷん・・ ちちんぷいぷい・・ こんなこと言ってる場合ではない。年末も年末。ぼやいている暇があったら大掃除せなならん。