ブログの操作、こまったなぁ〜

8月末からはじめたこのブログ、書きためていた原稿があるわけではなかったが書くことには自分でも意外なほど、こまっていない。しかしブログの操作には、こまったなぁ〜

知人の記者からは「もっと見やすくレイアウトを」と、リクエストがあった。知人の先生からは「もっとプリントアウトしやすく」と、リクエストがあった。「目に優しく画像の色を濃くして」「結構面白いから全部プリントアウトし、○○先生に送り、読んでもらったら」とのご提案もいただいた。それで、その全てをクリアーしようと作業を進めたら、これがまったく、よ〜わからん。時間ばっかりかかってどないもならん・・。その時々で、行間や切れっぱしの部分が変わったり、レイアウトに差異が生じたりする。あ〜、もうようわからん。

「観光にまつわるテキスト」が必要でいろいろ探してはみたが、高尚すぎたり即物的であったり、ひどく功利的だったり、・・とても小利口にできている。いまどきの若者が成長するうえにおいて必要な日常生活の中の冒険やスカタン、それに「私と公」の峻別にいたる例示や比喩、そんなものが欠けているように思う。じつはこのことが観光を学び、観光の職に就くための最重要案件。しかし、これらのことを書きつづったテキストになかなか出会わない。観光と名のつくテキストのほとんどが、「どこそこでだれが、こんなことをして成功し、大人気」とか、「国は観光を主要政策の一つとして位置付けた。だから観光を学べば将来有望だ」的なことを書いている。しゃ〜けど(標準語では「それは、そうであるが」にあたる。大阪一部地域の訛り)、人間そんなにうまく、都合よく立ち回れるものでなない。そんなことだけ学んでも成長はないし、薄っぺらい。何より人間愛に欠ける。

そもそも、大成功なんて「ブームの嵐」が過ぎれば一瞬のうちに収まり、忘れられ、そのうちのいくつかはきれいさっぱり消滅する。そんな人や観光施設を数多く見てきた・・しゃ〜けど、いっぺんくらいは大成功も収めてみたい、この年になると・・

そんなことを愚痴っていたら、編集のプロであるN君から「あなたの体験そのものがテキストになるのでは?」と勧められ、ブログ設定やら、何やかやと用意してくれ、恥ずかしながらはじめたこのブログである。しゃ〜けど、あらためて読み返してみたら、やたらに失敗談やスカタンな話が多く、われながら恥ずかしい。ハタと思った。N君はきっとそんなことを承知していたのだと・・