記憶の価値化・・世界遺産という観光装置

外国からの旅人には、京都の全体が「世界遺産」と錯覚している人も少なくない。「世界遺産」をうまく使いこなし集客上手なのは高野山。一方、「世界遺産」人気をまったく使いこなせていない代表格は比叡山か・・?

「おみやげ」を例にして見ると、京都の立派さが、より際立つ。「世界遺産」その魔術で、まったく同じものが倍にも3倍にも売れるからだ。例えば、欧米人にはニッポンの刃物が好きな人が少なからずいる。この宿のスグ近所にも江戸期から代々続く由緒正しい刃物屋さんがあるが、そこを案内してもまず買わない。

(素人目に・・)どう見ても、「こっちの方が費用対効果が高い」と案内しても「京都で買う」の一点張り。そんなこと、日常茶飯事。と、いうわけで「この手のおみやげ」を、大阪で求める外国人ビジターは極端に少ない。しかし、この状況をよくよく考えてみると、大阪人に分が悪い。なんでも「さらッピン」にしたがる癖があるからだ。

この性癖ほとんど病的に近い・・ゴールデンンウィーク中、グランフロント大阪という大阪駅隣接の巨大再開発、その先行地区が街びらき、話題を独占した。ところが、とてつもない人出、その一人当たりの「お金使いの額」は、たったの8百円程度だったらしい。何百億という巨費を投じ「八百円/人」の商売か・・

超高層に生まれ変わった阪急百貨店、大阪駅三越伊勢丹。み〜んな、ツルツルピカピカ「さらッピン」。巨大で立派な建物になったが、事は同じような理屈らしい。が、よくよく考えてみると、少子高齢化した世の中で「近隣客の消費」だけを狙い、巨大店がドンドン増えても「それって、いつの時代の仕掛け」と、言ってみたくもなる。

世界遺産」というグローバルなブランドに身を包み、消費を促す。これは、京都を見習うべきであろう。京都では「近隣客の消費」より、「客人の消費」なのだ! 

ハイ! 「一見さんお断り」・・「素晴らしいセールストーク」なのである。

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日本一小さな宿・街角のペンションLee http://www11.ocn.ne.jp/~pen-lee/   
The LEE Osaka downtown(大阪のペンション)  http://pension-lee.net/

LEE is located in front of the Sin-do shrine that have one thousand years history. This area is harmonized history and modernity. Beside LEE, there is Japan's longest shopping street. You can understand real Japan after walking this shopping street. There are also four department store and huge electric store, which are typical Japanese shopping scene, near to LEE.

LEE rooms are well ventilated and gets a lot of sunshine, faces on south side. We manage LEE in a family: we provide good security and cleanness. From LEE to nearest station, takes only one minuets on foot, to Kansai International Airport, takes 50 min by bus and Osaka Station 5 min by metro. LEE locates very convenient place, so a lot of people go to one day trip to Himeji Kyoto Kobe or Hiroshima.