LCCピーチで飛んでみて雑感(その3)

この2路線・4便の搭乗で感じたこと、それは・・本格的なLCCが存在しなかった日本の空で、日本初の本格的なLCCピーチが果たす役割は、「一企業の責務」に止まらず、大げさに言えば、「日本の空」を守るための役割と使命を課せられているのではないか。そのようなことについてだった。

昨秋完成の関空第2ターミナルにしろ、那覇空港・貨物ターミナル内を突っ切って至る驚きの「あのLCC専用乗降場」にしろ、日本に本格的なLCCが存在しなかった場合、異常増殖している海外キャリア系LCCに、「格安航空会社」という美名(一般的には「利用者ニーズ」という美名の“圧力”)で、一点突破され、空港施設の格安使用権を独占的に先行利用される危険性があったのではないか、ということだ。

そのような想像は、すでに日本乗り入れで先行し成功しているオーストラリアの本格的LCC・ジェットスターや、ここ1〜2年で雲霞の如く増え、膨大な数に上っているアジア系の「新しい翼のマーク」を見届けることで実感できる。

空港内や機内で受けることのできる「従来からのサービス」を撤去することで、「説明がつく合理的な格安」を演出し、それぞれの路線の占有率を高め、国家間の往来と、その往来で供される利益を国や地域に誘導する・・これは、新しいカタチの空の覇権争いではないか。

LCCピーチの出現が無ければ、そのような様子・・各安航空会社LCCの就航で湧く海外旅行シーン・・しかし、その実態は「日本の空」を奪われてゆくあり様を、指をくわえて眺めるだけ、そのような悲惨な状況・・ボーダレス化・グローバル化した今日では、過去に存在した「鶴丸」のフラッグキャリアだけに「安心・安全を買う」というノスタルジーは消え去った・・海外資本に航空旅客の過半を奪われる危険性・・

定刻21:30発の福岡発、関空行きは遅延して22:20頃の離陸となった。機内では疲れ切ったCAたちが悲壮感を漂わせ、しかし、親切なサービスを提供している。が、そこには、「つい先ごろまであった古き良き時代」のFMラジオから流れ出る「ジェットストリーム」のような旅情はない。

「時代の必然」・・日本初の本格的な格安航空会社(LCC)ピーチの存在は、そのような隠された「ミッション」と共にある・・LCCピーチのかいがいしくもシンドそうなCAらを見ていて、そのように感じてしまった。 つづく

日本一小さな宿・街角のペンションLee http://www11.ocn.ne.jp/~pen-lee/   
The LEE Osaka downtown(大阪のペンション)  http://pension-lee.net/

LEE is located in front of the Sin-do shrine that have one thousand years history. This area is harmonized history and modernity. Beside LEE, there is Japan's longest shopping street. You can understand real Japan after walking this shopping street. There are also four department store and huge electric store, which are typical Japanese shopping scene, near to LEE.

LEE rooms are well ventilated and gets a lot of sunshine, faces on south side. We manage LEE in a family: we provide good security and cleanness. From LEE to nearest station, takes only one minuets on foot, to Kansai International Airport, takes 50 min by bus and Osaka Station 5 min by metro. LEE locates very convenient place, so a lot of people go to one day trip to Himeji Kyoto Kobe or Hiroshima.