桂米團治さんに宿るジャパンクール(その2)

落語の中身に入る前に、まずはひとくさり・・この日、道楽亭の入口で「もぎり」をしていたのは、米團冶さんのマネージャーさんか? 14時から始まる研鑽会。当日は天気がよく気温もぐんぐん上昇、昼下がりのこの時刻、外気温はすでに25度を超えていた。

にもかかわらず、道楽亭に入ると「???」15分前の会場にエアコンはOFF。そのうち「ON」してくれるのだろう、とタカをくくっていたが、一番太鼓が鳴り響いても「ON」されない。大きくない道楽亭ではあるが、会場は満員。客席の大小は関係ない。心配したとおり、前座の時刻すでに熱気ムンムン・・

・・二番手は米團冶さんの「愛宕山」。動きが激しいネタであることは言うまでもない。が、OFFのまま。心の中で呟いた「このマネージャーは低体温症?」・・高座で演じる米團冶さんは言うまでもなく、客席のそこここで上着を脱ぎはじめる動き激しく、噺を集中して聞けない・・熱さが半端ではない・・

中入りになって、やっと気付いたのか「ON」になったのだが、何と!・・トリの前、三番手が始まる前、関電の節電に協力するためか・・このマネージャー氏・・驚くことに「OFF」にしてしまいよった・・はっきりいって、もはや落語を聞ける状況ではない。

三番手の噺が熱さのため、途中で息苦しくなったことは言うまでもない・・厳しい生活には慣れている我が身なれど、ここは「熱さ」の我慢大会ではなく、上方落語の研鑽会・・そして、トリの米團冶さん。「質屋芝居」がはじまる・・

このネタも動きが激しい・・これは心配だ・・と、米團冶さん・・低体温症?らしいマネージャー師にも気を遣いつつ「まくら」のネタ振りで、客席に向かい優しく「口頭アンケート」・・さすが! よく通る声で、楽屋裏に指示・・「27度の弱風でエアコンONしてネ」・・その気遣い、ご立派の一語・・「まずはジャパンクールの片りんを垣間見た!!」・・つづく
街角のペンションLee http://www11.ocn.ne.jp/~pen-lee/   
The LEE Osaka downtown(大阪のペンション)  http://pension-lee.net/

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