記憶がうずもれている街・・それが大阪

このペンション付近には大川(旧淀川)が流れ、土佐堀川堂島川があり、中之島がある・・舟運で大阪湾に開き、瀬戸内を通じて北前船による“輸出入”や、遠く大陸や朝鮮半島に結ばれていた。また、古くから京と大坂を結ぶ舟運拠点・・そこは、今も「八軒家の港」として現在に伝えられている。

もっとハッキリ表現すると、この付近一帯は都市の内港だった・・それを、よりうまく活用したのが豊臣秀吉・・「船場(せんば)」という、小さな港付きの倉庫兼屋敷街・・海の幹線と直結の「小さなインターチェンジ」が無数に存在する都心をつくった。それが船場である。その後、徳川家はここを特別貿易港に仕立て、経済の中心地に育てる・・江戸期、大坂が「天下の台所」と表現されたゆえん・・すべてのモノはここに集まり、換金された・・ニッポン経済の中心地・・

往時、この付近には全国各地・諸藩、約120もの蔵屋敷(今で言えば、輸出入の最前線基地)があったというから、タイムマシンに乗ってでも、その賑わい覗いてみたい、と思うのだが・・それって、不可能なことでもない・・

つい最近も、元の三和銀行・天神橋支店が取り壊されマンション建設のため工事・・その土中から石組跡が発見された・・こんなことが、いまもって多々ある。ありていにいえば、都市の記憶をキッチリと「記憶にとどめないまま」その上に、土砂を掘り込み、明治維新以降の近代化が推し進められた・・記憶がうずもれている街・・それが大阪だ・・

だから、いまも、ちょっと土砂をめくりさえすれば、街のあちこちから「記憶」が、ボコボコ現れる・・夜一人、この川沿いを散歩すると、時として日本各地の方言が聞こえてくることがある・・よ〜く聞いてみると・・向こうから近ずいてきたのは本物!・・な〜んや・・このペンションにチェックイン前、心地いい川筋の散歩を楽しむ、東北からのお客様だった・・

街角のペンションLee http://www11.ocn.ne.jp/~pen-lee/   
The LEE Osaka downtown(大阪のペンション)  http://pension-lee.net/

LEE is located in front of the Sin-do shrine that have one thousand years history. This area is harmonized history and modernity. Beside LEE, there is Japan's longest shopping street. You can understand real Japan after walking this shopping street. There are also four department store and huge electric store, which are typical Japanese shopping scene, near to LEE.

LEE rooms are well ventilated and gets a lot of sunshine, faces on south side. We manage LEE in a family: we provide good security and cleanness. From LEE to nearest station, takes only one minuets on foot, to Kansai International Airport, takes 50 min by bus and Osaka Station 5 min by metro. LEE locates very convenient place, so a lot of people go to one day trip to Himeji Kyoto Kobe Nara or Hiroshima.