江戸時代とジャパンクールとタコ焼きと大阪

江戸時代・・この言葉を使われると、なにもかもが江戸(こんにちの東京)にしかなかく、日本文化の全てがここから発祥したような自己完結に陥る・・この勘違いは、世界的に見ても類を見ない多様で奥行きのある「日本各地の文化」を、結果的に否定する方向に導く強さがある・・この強さは、最近よく耳にする日本人気の種・・「ジャパンクール」とは、真逆の「文化の破壊」の病根でもある・・だからこの呼称は好きではない。

そんな話は置いといて・・いまこの世の中・・日本人気の本筋について、じつに詳しく、丁寧に書き込まれた著書がある。関西学院大学図書館長の奥野卓司さんが2007年に出版した「ジャパンクールと江戸文化」がそれだ。出版からすでに5年が経過したが、SNSの隆盛のヒミツや、「そのコンテンツとしてのジャパンクールの可能性」などを懇切丁寧な事例をふんだんに使い、解説が平明で“素人”にも楽しめる内容に仕上げられている。

アッ! という間に、ありとあらゆるものが陳腐化してゆく時代・・情報の使い捨て時代・・この「ジャパンクールと江戸文化」に指摘されているコトは、時代の同通性という点で・・取り扱っている著書のネタが「情報」と真っ向勝負しているにもかかわらず、出版から5年の時間が経過した今も、まったく陳腐化していない・・こういうのを・・名著っていうのかなぁ〜

「ジャパンクールと江戸文化」は奥野卓司さんから、ご出版の直後、直接頂いた。が、当時読み進めた際には何となく読み流してしまったことが多い・・いま改めて読み進めると・・逆に感嘆し・・“かぶりを振る”ことが、なんと多いことか・・凡夫の極みを再認識し、落ち込む・・

ジャパンクールの語源についても解説が加えられている・・変容を受け入れることができない“伝統”はクールに非ずと・・これって、人間にもあてはまる・・ボクも常日頃、念仏のように唱えている・・変容を受け入れたい・・クールに生きたいなぁ〜と・・

しかし、日本文化は多様だ・・一家に一台! 大阪の家庭には必ず「たこ焼き器」がある・・昨夜は、そのタコ焼き器がフル回転・・「タコ焼きを焼く」このような時間、団欒の概念もまた日本独特・・ジャパンクールといっていい?・・しかし、ぼつぼつ暑い・・たこ焼きをひっくり返し続けるのも熱い・・大阪の家庭は、ジャパンクールとは程遠い熱さだ・・

街角のペンションLee http://www11.ocn.ne.jp/~pen-lee/   
The LEE Osaka downtown(大阪のペンション)  http://pension-lee.net/

LEE is located in front of the Sin-do shrine that have one thousand years history. This area is harmonized history and modernity. Beside LEE, there is Japan's longest shopping street. You can understand real Japan after walking this shopping street. There are also four department store and huge electric store, which are typical Japanese shopping scene, near to LEE.

LEE rooms are well ventilated and gets a lot of sunshine, faces on south side. We manage LEE in a family: we provide good security and cleanness. From LEE to nearest station, takes only one minuets on foot, to Kansai International Airport, takes 50 min by bus and Osaka Station 5 min by metro. LEE locates very convenient place, so a lot of people go to one day trip to Himeji Kyoto Kobe Nara or Hiroshima.